クルーズの歴史と語源!
太陽を求めて。
船が単なる移動手段を超えて、洋上の滞在を楽しむ船旅がはじまったのは19世紀末、産業革命によって蒸気船が誕生してからです。冬が長く、陽光(ビタミンD)に恵まれない北・中欧の上流階級の人々は蒸気船で地中海沿岸やカナリア諸島に太陽をもとめました。バカンス目的だけでなく、健康増進の上から陽光と潮風、そして海水を求めての船旅だったのです。
クルーズという言葉はもともと
海賊船」の意味!?。
「クルーズ」という言葉は17〜18世紀にオランダから海運王国の英国に伝えられて船舶用語になったともいわれていますが、ラテン語の「Crusus(流れ)」が語源という説もあります。「流れ」が転じて「走る者」、「競争者」となり、海上の定期船(クルーズ:不定期船に対して、2地点間を最短距離で結ぶという意味でライナー)の周囲を縦横無尽に走り回る「クルーザー(海賊船)」になったわけです。
90%近くの方が満足されています!
まったく不満はゼロで大半の
クルーズ旅客は満足を胸に下船。
クルーズの体験者の満足度は、「非常に満足している」、「おおむね満足している」が全体の90%近くを占めています。
リピート率が高いクルーズ旅行。
船客の過半数がリピーターで占められることもあります。下船するときに次のクルーズを予約したり、お客様同士が洋上の再開を楽しみにリピートしたり、一度経験なさったお客様には、想像もつかなかった楽しさがよく分かっていただけるようです。クルーズの楽しさは、理屈ではない全身や五感で感じることが多いからでしょう。
クルーズ選びのチェックポイント
◇料金◇支払い条件◇日数◇船内施設◇ルート◇寄港地◇同伴者◇客船の規模/特色◇クルーズ時期の気象/気候◇船内プログラム◇フォーマル率◇使用するキャビンのタイプ◇船内メニュー◇シーティング制度◇使用言語などをチェックし、ご自身に合ったプランをお選びになると良いでしょう。また、クルーズ客船のサービス基準を判断する目安として、
◎乗組員1人当りの乗船客数
◎乗船客1人当りの総トン数
を算出してみるのも一策です。
クルーズ5大質問!
Q1.船酔いが心配ですが?
A1.クルーズ客船は揺れなくなりました。
現在のクルーズ客船は、横揺れをコンピュータで制御するフィン・スタビライザーが完備されています。時化(しけ)にでも遭遇しない限り大きく揺れることはありません。こうした横揺れ防止装置や客船の大型化によって、大きな揺れを感じさせない航海が普通になってきました。ワインを注いだグラスはピクリとも動かず、動いているのも感じさせない揺れの少ない航海が多くなっています。
[代表的な船酔い対策]
◎船内(パーサーズ・オフィスなど)常備されている
船 酔い防止薬をキープしておく。
◎クルーズ・ドクターを訪ねる
◎遠くを眺める。大空や水平線を眺める。
◎適量なアルコール飲料の力を借りて、眼を閉じて安静
にするか、眠ってしまう、など。
Q2.退屈しませんか?
A2.終日、楽しみがいっぱい 。
結論を言えば、「退屈」はありません。船内の施設を使いこなすだけでも、一日はあっという間です。加えて時間をかけて楽しめる工夫された船内プログラムも充実しています。もちろん何もしない洋上のゆるやかな時の流れも「退屈」を解消してくれます。
Q3.どんな服装で?
A3.いろんな装いが楽しめます。
クルージング中は昼間はカジュアル、スポーティータイプで十分。夕方から就寝までの夜間はディナーや船長主催のパーティーなど開かれてドレス・コード(「フォーマル」「セミフォーマル」「カジュアル」の3タイプ)が設定されます。お気軽におしゃれをエンジョイしてください。
Q4.等級はありますか?
A4.ありません。(クルーズ客船はモノ・クラス)
現在では一部を除き、世界のクルーズ客船はすべてモノ・クラス(均一クラス)です。船室(キャビン)には部屋の大きさや階数の違い、設備の違いによるカテゴリーはあっても、それ以外のパブリックスペースは誰もが自由に行き来できて、一切差別なく使えます。キャビン・カテゴリーは料金の高いほうから「スイート」、「セミスイート」、「デラックス」、「ステート」などのように表されます。
Q5.クルーズは高額ですか?
A5.1泊2日のスタンダードで1〜5万円。
クルーズ料金はオール・インクルーシブ。乗船したら船を降りるまで、基本的には船内の個人消費(アルコール類、美・理容室、マッサージ、カジノなど)以外にお金はかかりません。
海外では1泊あたり:100米ドル前後の格安クルーズもございます。 ※早期予約割引などの特典もありますので、
ご確認ください。
・クルーズの歴史と語源
・90%の方が満足!
・クルーズ5大質問